視聴覚教育メディア論

学生が作成した私設博物館の展示紹介です。

 私設博物館 


1.内容とねらい

 この授業は、学芸員を目指す人を対象とした内容になっています。したがって、一般の視聴覚教育メディア論とは異なり、博物館や遺跡等における視聴覚機器の有効な活用方法や操作法、機器を利用した効果的な展示の手法などについて、具体的な事例を中心に概説します。また、将来の職場で役立つような展示物を実践的に作成することでその有効性を確かめることを行います。


2.授業計画と授業方法

授業

予定
第1週 オリエンテーション
第2週 絵本とメディア
第3週 分かりやすい表現、見せる、観る、魅せる
第4週 視聴覚メディアの役割と効果
第5週 視聴覚機器の利用と博物館のイメージ化
博物館の展示とメディア(科学館の見学)
博物館の展示とメディア(酒の博物館等見学)
学習センターとしての博物館(遠隔学習基地)
学ぶ心を育てる博物館とメディアの役割
10 総合的な学習の時間と博物館の役割
11週 博物館の展示を考える
12〜14 私設博物館の作成
第15週 まとめ


3.参考図書

 「分かりやすい表現の技術」 藤沢晃治 BLUE BACKS \800
 「学ぶ心を育てる博物館」 \1500


4.備考

 この授業は、メディアの操作を中心とした授業ではありませんが、コンピュータを活用して私設博物館の展示イメージを作成します。基本的な操作を身に付けておいてください。基礎情報処理の得点が120点以上あることが望ましいです。


2001年度 私設博物館
折り紙