インターネット・コミュニケーション

1.内容とねらい

 情報社会の中でインターネットは急速に普及し、新しいコミュニケーション文化を生み出し、これからの生活の中では必要不可欠な基盤として定着することが予想されます。そこで、その仕組みやその技術を利用したさまざまなサービスについて実際に使ってみる体験を通して理解し、社会や生活の中でインターネットの果たす役割や問題点などについて考えます。さらに、電子メールなどをコミュニケーションの道具として活用していく場合の技能やモラルなどについて、講義とともに演習を通して身につけていきます。

2.授業計画

第1講

オリエンテーション

・授業の進め方と機器の設定

第2講

インターネットにおけるコミュニケーション

・コミュニケーションとは、インターネットを通じたコミュニケーション

第3講

電子メール

・電子メールの仕組み、メーリングリスト、翻訳ソフト、情報倫理

第4講

広がるインターネット

・インターネット普及率、役割、利用例

第5講

インターネットの仕組み

・サービスの概要(WWW、電子メール、ニュースなど)、プロバイダ

第6・7講

ホームページ

・多様化するHP、ホームページの仕組み、目的に応じた情報検索

・教育、研究、趣味、生活などでの利用法

第8・9講

ネットワークとエチケット

・円滑なコミュニケーション、ネチケット一覧表、個人情報と著作権

第10講

インターネットコミュニケーション環境の構築法

・ハードウェア、ソフトウェア

第11講

インターネットの問題点

・いろいろな犯罪例、法的な規制、パトロール、依存症と不適応

第12・13講

これからのインターネット

・インフラの高速化、デジタル情報の多様化、家庭への普及の可能性

・コミュニケーションの世界が変わる

第14講

まとめ